2019年度新春講演会 ・ 会員表彰

2019年度 新春講演会開催報告

 

 

2019年度の一般社団法人 埼玉県環境計量協議会新春講演会及び意見交換会が令和2年1月31日(金)、ラフレさいたまにて多くの方々にご参加いただき開催されました。

 

内容としては、以下のとおりです。

  1. 開会 13:00

  2. 主催者挨拶(当協会 吉田会長)

  3. 来賓挨拶(埼玉県計量検定所 石川所長様)

  4. 講演

    講演1「働き方改革~取り組みと課題~」

     講師:埼玉県社会保険労務士会 理事

         田中労務経営事務所 特定社会保険労務士 田中 聡 先生

    講演2「地球温暖化(都市の気候の変化)」

     講師:埼玉県環境科学国際センター 温暖化対策担当 主任 原 政之 先生

  5. 会員表彰

    ・功労賞

    ・会長賞

    ・技術貢献賞

  6. 意見交換会

 

吉田会長の挨拶の後、埼玉県計量検定所の石川所長様が来賓挨拶をされ、講演会が行われました。

講演1「働き方改革~取り組みと課題~」

 講師:埼玉県社会保険労務士会 理事

     田中労務経営事務所 特定社会保険労務士 田中 聡 先生

 

  田中先生のご講演内容

  1. なぜ「働き方改革」なのか

    好循環メカニズム実現への横断的課題である「働き方改革」

    経済の持続的成長を阻害する要因として、①労働力減少、②過重労働等最適でない労働時間、③労働生産性の低迷にかかわる問題が顕著化

  2. 働き方改革推進関連法の概要

    1. 労働基準法

    2.  労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律(雇用対策法)

    3. 労働安全衛生法

    4. 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)

    5. 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法(労働時間設定改善法)

    6. 短時間労働者の改善等に関する法律(パート労働法)

    7. 労働契約法

  3. 改正の具体的内容と対応のヒント

    労働時間法見直しの内容

    1. 残業時間の上限を規制する

    2. 「勤務間インターバル」制度の導入を促す

    3. 1人1年あたり5日間の年次有給休暇の取得を、企業に義務付け

    4. 月60時間を超える残業は、割増賃金率を引上げ(25%→50%)

    5. 労働時間の状況を客観的に把握するよう、企業に義務付け

    6. 「フレックスタイム制」により働きやすくするため、制度を拡充

    7. 専門的な職業の方で創造的な働き方である「高度プロフェッショナル制度」を新設し、選択できるようにする

    8. 「産業医・産業保健機能」を強化し、労働者の健康管理を強化

 これからの会社の経営にも影響がでる問題なので皆さん真剣に聞いていらっしゃいました。

 

 講演2「地球温暖化(都市の気候の変化)」

 講師:埼玉県環境科学国際センター 温暖化対策担当 主任 原 政之 先生

 

原先生の講演内容

  1. 地球温暖化対策に関わる拝啓

  2. 埼玉県における気候変動の状況

  3. 埼玉県における気候変動の影響と対策

  4. 都市ヒートアイランドについて

  5. 埼玉県におけるヒートアイランド対策

  6. 埼玉県の取組

 

最近の異常気候もあり、また身近な埼玉県の内容でしたので興味深く聞かれていました。

 

次に会員表彰が行われました。

「功労賞」4名

埼環協の事業に長年貢献した者のうち、会長、副会長、理事、監事を務められた方

清水 学 様、堀江 匡明 様、山崎 研一 様、根岸 哲男様

「会長賞」2名

 埼環協の事業に長年貢献した者のうち、委員長・副委員長を務められた方

 江畑 亨 様、鈴村 多賀志 様

「技術貢献賞」2名

 埼環協の事業において技術研鑽で顕著な貢献をされた方

 渡邉 季之 様、齋藤 友子 様

 

吉田会長が表彰状を読み上げ、記念品を贈呈しました。

 

講演会、表彰の後、隣の会場へ移動して意見交換会を開催しました。

吉田会長の挨拶の後、山崎顧問の乾杯の音頭で始まりました。

来賓として、計量協会の金井会長に挨拶をしていただきました

その後、表彰者挨拶、メーカー会員の挨拶(イー・サポート高円寺 菅原様、(株)エイビス 渡邉様、大起理化工業(株) 山本様、(株)東京科研 斉藤様、ビーエルテック(株) 岡野様、ラボテック東日本 金田様)

 会員の皆さんや講師の先生方と意見交換をしてあっという間に時間が進み、最後に鈴木副会長の中締めで会はお開きとなりました。

 準備していただいた総務委員会の皆様、事務局の皆様ありがとうございました。